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ブログ


受け継がれる思い出。古くなった家具を修繕して、新しい暮らしの主役へ
「形あるものはいつか壊れる」と言われます。 しかし、木でつくられた家具には、その言葉を跳ね返すほどの力強い「生命力」が宿っています。 長年使い込まれ、傷がつき、色が褪せてしまった古い家具。 それを「寿命だから」と手放す前に、一度しゃちデザインにご相談ください。私たちは、思い出の詰まった家具に新しい命を吹き込み、これからの暮らしの主役として蘇らせるお手伝いをしています。 木は、何度でも生まれ変わる 木製家具の最大の魅力は、削り直しや塗り直しができることです。 表面が傷ついていても、熟練の職人が丁寧に薄く削り込めば、数十年ぶりに新しい木肌が顔を出します。接合部のガタつきを締め直し、今のインテリアに合わせた色味で再塗装を施せば、その家具は驚くほど端正な表情を取り戻します。 それは単なる「修理」ではなく、家具が歩んできた歴史に、新しい季節を書き加えるような作業です。 リフォームに合わせて、家具もリメイク しゃちデザインでは、家づくりの技術を活かした「リメイク」も得意としています。 「サイズが大きすぎて今のリビングには入らないけれど、どうしても使い続け
1月13日読了時間: 2分


「今の家」を愛し続ける。ライフステージの変化に寄り添うリノベーション
家を建てたとき、そこには当時のご家族にとっての「理想」が詰まっていたはずです。 しかし、時が経てば暮らしの形は変わります。お子様の成長や独立、ご自身の働き方の変化、あるいは趣味の広がり――。 「最近、この部屋が使いにくくなったな」 「もっとこうだったら、今の暮らしが楽になるのに」 そんなふとした瞬間に生まれる想いは、今の住まいを否定するものではありません。むしろ、家族がその家で懸命に時を刻んできた証です。しゃちデザインが提案するのは、今のあなたに最適な形へ住まいを「整える」リノベーションです。 構造のプロだからこそできる「最適化」 リノベーションで最も大切なのは、建物の「核」を見極めることです。 伝統技法「木組み」を熟知している私たちは、単に壁や設備を新しくするだけでなく、住まいの骨格を現代の基準に合わせて強化し、柔軟に間取りを再構成することを得意としています。 お子様が巣立った後の部屋を、憧れだった広々とした趣味のスペースや書斎へ。 あるいは、年齢を重ねたご両親のために、段差をなくし、温度差の少ない健やかな空間へ。 構造の強みを活かしながら、
1月13日読了時間: 2分


良い住空間とは何か?しゃちデザインが考える「気持ちいい」の定義
「いい家」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? 最新の設備、広いリビング、それとも洗練されたデザインでしょうか。 もちろんそれらも大切ですが、私たち「しゃちデザイン」が最も大切にしているのは、理屈抜きに、そして身体の深呼吸が教えてくれるような「気持ちよさ」です。 今回は、私たちが家づくりを通じて追い求めている「気持ちいい」の正体についてお話しします。 五感が「調和」していること 私たちが考える「気持ちいい空間」とは、視覚だけでなく、五感すべてが心地よく整っている状態を指します。 扉を開けた瞬間に鼻をくすぐる、清々しい木の香り。 素足で歩いたときに伝わる、無垢材の柔らかなぬくもり。 窓から差し込む光の移ろいや、家の中を通り抜ける風の揺らぎ。 それら一つひとつが、住む人のリズムと共鳴したとき、家はただの「箱」から、心を整える「拠点」へと変わります。派手な装飾はなくとも、素材の質感が調和している空間には、言葉では説明しきれない圧倒的な安らぎが宿るのです。 「安心」という名の土台 どんなに美しいデザインでも、そこに「安心」がなければ心からリラック
1月13日読了時間: 2分


素材で決まる「空気感」。素足で歩きたくなる無垢の床がある暮らし
「家に帰ってきて、まず靴下を脱ぎたくなる。」 そんな毎日を想像したことはありますか? 私たちが手がける住まいで、多くのお客様が真っ先に感動されるのが「床」の心地よさです。しゃちデザインでは、合成樹脂で固められたフローリングではなく、木そのものの質感を活かした「無垢材」を積極的におすすめしています。 今回は、住まい全体の空気感さえも変えてしまう、無垢の床の魅力についてお話しします。 「冷たくない」という贅沢 冬の朝、床に足をつけた瞬間の「ヒヤッ」とする感覚。無垢の床にはそれがほとんどありません。 木には無数の微細な空泡があり、それが断熱材の役割を果たしてくれます。周囲の温度に左右されすぎず、人肌に近いぬくもりを保ってくれる。 「スリッパを履かずに過ごすのが一番気持ちいい」 そうおっしゃるお客様の笑顔が、この素材の良さを何よりも物語っています。 呼吸する床が作る、清々しい空気 無垢の木は、家になった後も呼吸を続けています。 湿気が多い日には水分を吸い込み、乾燥している日には水分を放出する。天然の調湿機能が、お部屋の空気を常にまろやかに整えてくれ
1月13日読了時間: 2分


完成してからでは見えない、住宅の「骨組み」に職人の魂が宿る理由
家が完成し、美しい壁紙が貼られ、お気に入りの家具が並ぶ。 そこに広がるのは、お客様が夢に描いた「理想の暮らし」の風景です。しかし、その華やかな空間を文字通り「骨身」となって支えているのは、完成後には一切見えなくなってしまう構造体——つまり、住宅の骨組みです。 なぜ、私たちは見えなくなる場所にこれほどまでに情熱を注ぎ、職人の魂を込めるのか。今日はその理由をお話しします。 「隠れる場所」が、家の寿命を決める 住宅の寿命は、表面の美しさではなく、骨組みの質で決まります。 しゃちデザインが採用する「木組み」の工法は、一本一本の木の癖を読み、複雑な切り込みを入れ、金物に頼らず組み上げていく非常に手間のかかる作業です。 なぜそこまでやるのか。それは、壁に隠れてしまう柱や梁(はり)が、数十年にわたって家の荷重を支え、時には地震の衝撃を逃がし続けなければならないからです。「見えないからこの程度でいい」という妥協は、住まいの根幹を揺るがすことになります。職人がノミを振るい、ミリ単位の精度にこだわるのは、お客様が安心して眠れる夜を、何万回も積み重ねてほしいと願
1月12日読了時間: 2分


金属に頼らない強さ。木と木が呼吸し合う「継手・仕口」の美学
家を支える柱や梁(はり)。その接合部を覗いたことはありますか? 現代の多くの住宅では、ボルトやプレートといった「金物」で木を固定するのが一般的です。しかし、しゃちデザインが追求するのは、日本古来の知恵である「継手(つぎて)」と「仕口(しぐち)」を用いた木組みの家です。 今回は、私たちが魅了されてやまない、この接合の美学についてお話しします。 木の「呼吸」に寄り添う 木は、家になった後も生き続けています。湿気を吸えば膨らみ、乾燥すれば縮む。この「呼吸」による微細な動きを、硬い金属で無理やり押さえつけるのではなく、木と同じ性質を持つ「木」で受け止めるのが継手・仕口の考え方です。 凹凸に刻まれた木同士が複雑に噛み合うことで、一本の長い材や強固な角(コーナー)が生まれます。季節を重ねるごとに木同士が馴染み、まるで最初から一本の木だったかのように一体化していく。その柔軟な強さこそが、地震の揺れをしなやかに逃がす、日本建築の真髄なのです。 指先が覚えている「0.1ミリの精度」 継手や仕口を作る工程は、まさに職人の手仕事の極致です。 木の乾燥具合や木目の流
1月12日読了時間: 2分


日本の知恵を現代の住まいに。私が「木組み」の家を選び続ける理由
「なぜ、手間のかかる方法で家を建てるのですか?」 そう聞かれることがあります。 今の時代、工場で大量生産された部材を、現場で金物を使って組み立てるのが一般的です。確かに効率的で、家は早く建ちます。しかし、私はそれでも「木組み」という日本の伝統技法を選び続けています。 理由はいたってシンプルです。それが、木という生命を一番活かし、100年先まで安心して暮らせる「本物の家」になると確信しているからです。 木には一葉一葉、性格がある 木は、伐採されてからも生きています。一つひとつに異なる「癖」があり、呼吸をしています。金物だけで無理やり固定された家は、年月とともに木が痩せたり、金属が錆びたりすることで、少しずつその強さを失うことがあります。 一方、木組みは木と木を凹凸で噛み合わせます。湿気があれば膨らみ、乾燥すれば締まる。木の呼吸に合わせるように、家全体が一体となって強度を増していくのです。先人たちが編み出したこの知恵は、地震の揺れをしなやかに受け流し、数百年という歳月に耐える神社仏閣を今も支え続けています。 暮らしに宿る「静かな強さ」...
1月12日読了時間: 2分


木組みとは何か?――100年先を見据えた、職人の知恵と技
「木組み(きぐみ)」という言葉を聞いたことはありますか? 神社仏閣や、古いお城。何百年もの風雪に耐え、今なお力強く立ち続ける日本の伝統建築。その強さを支えているのが「木組み」という技法です。 今回は、しゃちデザインが家づくりの核に据えている、この「木組み」についてお話しします。 金物に頼らず、木と木を「結ぶ」 現代の一般的な家づくりでは、木材の接合部に金属のプレートやボルトを使用するのが主流です。効率的で便利な一方で、金属は結露によって錆びたり、年月とともに木を傷めたりすることもあります。 対して「木組み」は、木材そのものに凹凸の切れ込みを入れ、パズルのように噛み合わせる技法です。 「継手(つぎて)」や「仕口(しぐち)」と呼ばれるこの加工は、職人の緻密な計算と手仕事によって行われます。木と木が複雑に絡み合うことで、単に固定する以上の、一体化した「強さ」が生まれます。 木は、生きている 木は、伐採された後も呼吸を続けています。季節の湿気を含んで膨らんだり、乾燥して引き締まったり。 金属は木のこの動きに追従できませんが、木組みは違います。木同士が馴染
1月11日読了時間: 2分
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