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木組みとは何か?――100年先を見据えた、職人の知恵と技

  • 執筆者の写真: 慶直 横川
    慶直 横川
  • 1月11日
  • 読了時間: 2分

「木組み(きぐみ)」という言葉を聞いたことはありますか? 神社仏閣や、古いお城。何百年もの風雪に耐え、今なお力強く立ち続ける日本の伝統建築。その強さを支えているのが「木組み」という技法です。

今回は、しゃちデザインが家づくりの核に据えている、この「木組み」についてお話しします。


金物に頼らず、木と木を「結ぶ」

現代の一般的な家づくりでは、木材の接合部に金属のプレートやボルトを使用するのが主流です。効率的で便利な一方で、金属は結露によって錆びたり、年月とともに木を傷めたりすることもあります。

対して「木組み」は、木材そのものに凹凸の切れ込みを入れ、パズルのように噛み合わせる技法です。 「継手(つぎて)」や「仕口(しぐち)」と呼ばれるこの加工は、職人の緻密な計算と手仕事によって行われます。木と木が複雑に絡み合うことで、単に固定する以上の、一体化した「強さ」が生まれます。


木は、生きている

木は、伐採された後も呼吸を続けています。季節の湿気を含んで膨らんだり、乾燥して引き締まったり。 金属は木のこの動きに追従できませんが、木組みは違います。木同士が馴染み、時が経つほどにその結束は固く、強固になっていく。まさに、自然の理に適った工法なのです。



「目に見えない場所」に宿る、一生モノの安心

完成した家の壁の中に入ってしまえば、木組みの構造は見えなくなります。 しかし、私たちはその「見えない場所」にこそ、プロとしての誇りを注ぎ込みます。

地震の揺れをしなやかに受け流し、家族の命を永く守り続ける骨組み。 しゃちデザインが木組みにこだわるのは、それがお客様にとって「一生モノの安心」に直結することを知っているからです。

現場の木の香りとともに、今日も私たちは一本の木に命を吹き込み、未来へ続く住まいを組み上げています。

 
 
 

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